豪華なステージのムーラン・ルージュのディーナーショーツアー、シャンパン飲み放題でゆったりと

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ムーランルージュといえば世界一有名なキャバレーですが、中での撮影は禁止なので、どのようなショーが行なわれるのかあまり目にすることはないかもしれません。

服装は、ディナーショーですからジャケットとネクタイ着用での参加となりました。
中国人でジーパンなどの人もいましたが、少しお洒落しての参加をおすすめします。

私達の一行を乗せたバスは、
ムーラン・ルージュへと到着しました。

ムーラン・ルージュといえば、moulinは風車、rougeは赤を意味する通り
真っ赤な外観で、大きな風車が回っているという、特徴的な外見の建物ですが、

かつて、画家のロートレックが、
足繁く通い、踊り子達と交流し、
その踊り子達を題材にして、沢山の絵を描き残した場所としても、
とても有名です。

先にも、少し述べましたが、
私は、前回(2005年)にパリに来た際に、
このムーラン・ルージュの建物を、見た事が有りました。
昼間のムーランルージュ
しかし、その時は、昼間の時間で、
外観を見ただけだったという事もあり、
正直言って、それほど、印象に残っているわけではありませんでした。

しかし、今回、夜の時間になって見た、ムーラン・ルージュは、
ライトアップされおり、その赤い建物は、
何とも言えず、妖しい光を放っているように見えました。
夜のムーランルージュ
昼と夜では、ムーラン・ルージュの雰囲気は、
全く違うように見えました。

そして、ムーラン・ルージュの周りも、
所謂、ナイトクラブという建物が、軒を連ねていて、
何とも言えない雰囲気が漂っています。

それは、まさに、大人の夜の街、といった趣でした。

私達の一行は、ムーラン・ルージュの中へと入って行きましたが、
この日は、ナイト・ショーを見ながら、
優雅にディナーを楽しむという、豪華な内容でした。
ムーランルージュのナイトショーは、席の間隔が狭いくトイレにも行きにくかった、
という話や、待ち時間が長いという話を聞きますが

ディナー席の場合は間隔が狭い、という事はなく、
一流レストランで、食事をしているような感じでしたので、
ゆったりとしていて、トイレに行きにくいという事はなく、

豪華な食事を楽しみながら、華やかなショーを楽しむという、
上質で、贅沢な時間でした。

席も、予約した席に行く感じでしたので、
ショーが始まる、少し前の時間に行ったので、
そんなに、待つという事はありませんでした。

マカロンで有名なダロワイヨがムーランルージュのためだけに考案したという
美味しいディナーを堪能出来るのは勿論、
何と、シャンパンが飲み放題、となっていたのです。
何とも、上質で贅沢な時間だなあと、私は思いましたが、

同じテーブルに居た方々(さっきの、ギャラリーラファイエットでお買い物を沢山していた女性二人組も居ました)も、私と同様に、とても楽しんでいる様子でした。

舞台を見ると、歌手が歌っていたり、
マジック・ショーが行われていたりと、様々な出し物が行われていましたが、
夜も更けて行き、いよいよ、お待ちかねのショー・タイムとなりました!

このショー・タイムというのは、
派手な衣装に身を包んだ、踊り子さん達が登場し、
有名なフレンチカンカンなど、何とも煌びやかで、豪華なステージを見せてくれるという物でしたが…。

これが、本当に、見る者を圧倒するような、
圧倒的に絢爛豪華で、派手派手なステージで、
私達は、呆然と見入ってしまいました。

残念ながら、撮影は禁止だったので、
その時の写真などは、一枚も無いのですが、
とにかく、筆舌に尽くし難いような、
一生の内、何度も体験出来ないような、そんな時間が、
目くるめく内に、過ぎて行きました。

ああいうのを、「舞台に酔う」と言うのでしょうか、
全てのステージが終わった後も、
私達は、その素晴らしさに、暫く酔っていたものです。

ムーラン・ルージュでの一夜は、
本当に夢のような時間でしたが、
同じテーブルで、仲良くなった皆さんとの、
楽しい語らいのひと時と共に、
今でも忘れられない、鮮烈な思い出として、
胸に残っています。

こうして、パリで過ごす二日目も、
幕を閉じました。


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