トレビの泉でのコインの投げ方。また、ローマに帰って来られるように
あまりにも有名な事ですが、
ローマには、一つの伝説が有ります。
かの有名な、トレヴィの泉という場所で泉に向かって、
後ろ向きに、コインを投げ、泉に入ると、願いがかなうというもので、もっとも有名なのは、コインを後ろ向きに泉に投げ入れると、再び、ローマへと帰って来られる、というものです。
ここではコインの投げ方や枚数によってかなう願いが違うというお話をしたいと思います。
トレビの泉でコインを投げると願いがかなうという話は、本当に有名な話なので、
トレヴィの泉では、連日、沢山の観光客達が、
泉の中へ、後ろ向きに、コインを投げ入れる光景が見られますが、
これは、思わずそうしてしまいたくなるような魅力が、
ローマという都市には有るからではないかと、私は思います。
私も、ローマに行った時は、その魅力の虜になってしまい、
「是非とも、またローマに帰って来たい!」
と、強く思いましたので、
その有名な言い伝えに倣って、
トレヴィの泉へと、後ろ向きに、コインを投げ入れて来ました。
コインの投げ方には決まりがある
ただし、この伝説には、
実は、あまり知られていない部分が有ります。
確かに、後ろ向きにコインを投げ入れると、
ローマにまた帰って来られる、という事は、言われてはいるのですが、
地元に住んでいるガイドさんによると、
「コインを、自分の左の肩越しに投げると、ローマに帰って来られる、
という事なんですよ」
という事だったのです!
まさか、左の肩越しにコインを投げ入れる、という「決まり」が有ったとは…と、
私もビックリしてしまいましたが、
私は、是非とも、またローマに帰って来たいと、思いましたので、
素直に、その言葉に従って、
自分の左の肩越しに、コインを投げ入れたというのは、
言うまでもありません。
他の観光客を見ていると、
その地元の言い伝えを知らずに(?)、右肩越しに、コインを投げ入れている人も、沢山居ましたが、
ちゃんと、左の肩越しに、コインを投げている人もまた、
結構な割合で居たというのを、覚えています。
また、投げるコインの枚数により、かなう願いが異なり、1枚だと再びローマに訪れることができ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいることができ、3枚だと離婚できると言われています。
ちなみに、トレヴィの泉は、
毎朝、市の清掃局が、泉の水を抜いて、
投げ入れられた大量のコインを集める、という作業をしています。
そうでないと、あっという間に、コインで泉が埋まってしまいますので…。
それはともかく、あれから数年経ち、
また、ローマに行ってみたいと思っている、今日この頃ですが、
ローマに訪れた暁には、またトレヴィの泉に行って、
左の肩越しに、コインを投げ入れて来たいと、思っています。
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