ノートルダム大聖堂
ヴェルサイユ宮殿の半日観光を終え、その日の午後は、パリ市内を自由行動で色々と見物する予定にしていました。
というより、この日(二日目)の午後と翌日(三日目)の丸一日は、自由行動でパリ中を見て回ろうと思っていたのです。
そこでまずは、パリを代表する観光名所の一つである、ノートルダム大聖堂へと向かいました。
ベルサイユ宮殿のツアーバスはギャラリー・ラファイエットに戻ってきたので、今回はすぐ近くのショセ・ダンタン=ラ・ファイエット駅から地下鉄7号線で シャトレ(Chatelet)駅まで向かい、そこから徒歩10分ほどでノートルダム大聖堂到着しました。
(ノートルダム大聖堂には地下鉄4号線のCité駅かRER B線とC線のサン=ミッシェル=ノートルダム駅のほうが近いです。)
何故、最初にノートルダム大聖堂に行ったのかといえば、ノートルダム大聖堂そのものが見たかったのは勿論ですが、
ノートルダムのすぐ下に流れている、セーヌ河を走る、水上バス(バトー・ビュス)の発着場が有るからでもあります。
バトー・ビュスは、ノートルダムを出発点に、セーヌ河を北上し、エッフェル塔へと向かっていますので、私は、ノートルダムを見た後、バトー・ビュスでエッフェル塔へと向かうと決めていました。
ノートルダム大聖堂は、パリのセーヌ河岸という名前で世界遺産の一部にもなっています。
ところで、ノートルダム聖堂というのは世界中にあり、フランスにもパリのほかに世界遺産に含まれているノートルダム大聖堂が6つあるそうです。
パリのノートルダム大聖堂はセーヌ川の間のシテ島という場所に、13世紀初頭に建てられたキリスト教建築の建物で、ナポレオンが皇帝に即位した際の戴冠式が行われた場所としても有名です。
それよりもディズニー映画では「ノートルダムの鐘」という邦題で上映された「ノートルダムのせむし男」の舞台になったほうが有名ですね。
このシテ島はパリ発祥の地とされていて、パリからの距離はこのノートルダム大聖堂の前からの距離をいうのだそうです。
大聖堂というだけに、聖堂内の空間はとても広いので驚きます。
私の撮影した写真よりもこちらのほうが広さが良くわかりそうです。
聖堂内では写真撮影ができますが、フラッシュ撮影は禁止されていますのでご注意を。
また、聖堂ですので限りなく静かに見学することも心がましょう。
大聖堂内は入場無料ですが大聖堂の塔に登るには8ユーロかかりました。
狭い階段を上ることになるので、足の悪い方は無理をしないほうが良いでしょう。
またこの時は40分程度待ったと思いますが、混雑していることが多いようですのでトイレには並ぶ前に行っておいたほうが良いかもしれません。
トイレは大聖堂前の広場の地下にあります。
ディズニーのノートルダムの鐘でもノートルダム大聖堂にいる三人組の石像が出てきますがここにはこんな石像があり、パリを見下ろしています。
これを見てガーゴイルだと思ってしまいましたが、ガーゴイルというのは雨どいの役目のある石像などのことだそうなのですから、これはガーゴイルではないということになります。
そして、ランス革命時にキリスト教の弾圧があり、この大聖堂も破壊が行われたそうで、石像などはほとんどがフランス革命以降に作られたものだそうです。
ここからはパリが一望でき、これから向かうエッフェル塔も見えています。
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