パリのホテルに泊まる際に知っておきたい事
2011年8月16日の夕刻、パリ市内の滞在先のホテルへと無事に到着しました。
ちなみに、JTBの個人旅行を手配すると、どのホテルに泊まる事になるのかは実際に旅程表が出来てみないとわからないのです。
蓋を開けてみるまで、自分がどのホテルに泊まるかわからない、というのは結構ドキドキします。
何故かというと、運が良ければ物凄く良いホテルに泊まれる可能性が有る一方、それほどでもないホテルに泊まる事になってしまうという可能性も無くはないからです。
泊まるホテルに差が有るのに料金は変わらないので、これはもう、完全に運次第になってしまうというのが個人旅行をJTBで手配した時の実情です。
勿論、物凄いオンボロのホテルに泊まらされるという事は有りませんが(ある程度の質は、保証されるので)、
今回、私が泊まったホテルはヨーロッパ・リエージュというホテルで、パリの中心部・オペラ座のすぐ近くで、モンマルトルの丘やシャンゼリゼ通りにも近いというロケーションとしては結構良い場所でしたが、
部屋にはバスタブが無く、シャワーが有るのみで、エレベーターも外の扉を自分で開けて乗るという何とも時代がかった代物でした。
良く言えば、伝統の有る古き良きホテル、といった感じでしたが、2005年にパリに行った時は日本のツアーではよく使われる新しいホテルに泊まる事が出来たので、それに比べると正直言ってちょっと…という感じでした。(イビス パリ ポルト ドゥ モントルイユというホテルでパリの中心部からは電車で30分ほどかかりましたから立地は今回のほうが良かったのですが)
とは言え、落ち着いた雰囲気のホテルでしたので何日か滞在している内に、そのホテルは好きになってはいましたが。
まさに、「住めば都」といった感じでしょうか?
ところでフランスでもホテルのフロントに頼めばモーニングコールはしてくれるのですが、日本とは違って時間を間違えたり、コールがなかったりすることは少なからずあるようなので目覚ましは自分で準備したほうがよいでしょう。
さて、話が、ちょっと先走りすぎましたが、
ホテルに着いて、私はフロントで、チェック・インの手続きをしました。
そこで、フロントの女性の方に、
「バウチャーは?」
と聞かれたのですが、
私は、最初、そのバウチャーなる物が、何の事だかわからず、
「?」
と思い、「え?何の事ですか?」と、聞き返してしまいました。
私は、自分の名前を言えば、
既に、私の名前がデータとして登録されているものと勝手に勘違いしてしまい、パスポートを見せて私の名前を告げました。
しかし、そのフロントの方は、首を横に振ると、
もう一度、
「バウチャーは?」
と、聞いて来ました。
私は、一瞬、パニックになりかけましたが、
「そう言えば、成田空港のカウンターで、何か貰ってたな」
と思い、貰った書類を、全部見せたところ、その中に件のバウチャーなる物が有りました。
結論から言うと、バウチャーとは宿泊チケットのような物だったのです。
こうして、私の身分と宿泊するという証拠の品も確認されて、私は無事に(?)、そこに泊まる事が出来たわけですが、
私は、そこで「バウチャー」という単語の意味を知りました。
それと、宿泊先によっては、名前を告げれば宿泊データが登録されているという事も有ったので、今回もそうだと思い込んでいたのです。
そういった思い込みはいけないなあという事も、併せて学びました。
(そもそも、空港のカウンターで、ちゃんと話を聞いておけよ、という話ですが…)
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