パリ市内からモンサン・ミッシェルへ、 バスで高速道路を走り片道5時間

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早朝のパリ2011年8月17日、

実質的な、パリ旅行の初日の朝を迎えました。
この日は、フランス北西部のノルマンディー地方にあるモンサン・ミッシェルへの一日観光の日です。

前回(2005年)に、パリに来た時は、モンサン・ミッシェルへ行く事は出来なかったので、
今回、生まれて初めて、モンサン・ミッシェルへと行く事が出来る事になりました。

モンサン・ミッシェルといえば、世界遺産にも登録されている、フランスの、いや、世界でも有数の超有名な観光地の一つ、という事で世界中から観光客が集まる超人気スポットです。

海の真ん中の島に建てられた、お城のような形の修道院というそのロマンチックで神秘的な景観が、
多くの人を惹きつけてやまない、モンサン・ミッシェルですが、
どちらかと言えば、女性に人気が有るのではないかなと思います。

実際に、今回の一日観光でも、女性の割合が多いように見受けられました。

あの何とも言えない素敵な景観には、特に女性達を惹きつける魅力が有るのではないでしょうか。

とは言っても、私も、前々から一度は見てみたかった場所でありましたし、
今回の旅行では、モンサン・ミッシェルに行く事をとても楽しみにしていました。

その、モンサン・ミッシェルへと向かう日、
モンサンミッシェル一日観光ツアーの集合時間は、午前6時と、とても早かったのです。

何故、そんなに早い時間に集合しなければならないのかと言えば、

何しろ、モンサン・ミッシェルへは、パリ市内からバスで高速道路を走り片道5時間ほどかかるという事で、
それぐらい早く行かないと、日帰りで行って帰って来るというのはとても不可能だからです。

私は、何とか早起きする事に成功し、無事に、集合場所へと、時間までに着く事が出来ました。
くれぐれもホテルのモーニングコールをあてにしないで、自分で目覚ましを持って行くことをお勧めします。

集合してみると先程も述べた通り、
どちらかと言うと、女性の割合が多いように見えました。

早朝の凱旋門そして、私達を乗せたバスは、早朝のパリを出発し、一路、モンサン・ミッシェルへと向かいました。
この時に見た早朝の凱旋門、早朝のパリの街並みも、また綺麗で印象に残るものでした。

今回のツアーの参加人数は、20名前後で、ガイドさんは現地に住む日本人の女性の方でしたが、
その方曰く、バスの運転手さんは行きと帰りでは、違う方なのだそうです。

フランスでは、法律で、あまりに長時間一人の運転手さんに運転させる事を禁止しているので、
長時間の旅行の際は、往復の運転手を、必ず違う人が担当しなければならないのだと、ガイドさんは説明していました。

流石は労働者の権利が手厚く守られている、フランスらしい法律だなと、
私は妙に感心してしまいました。

日本でも、長距離バスの運転手の居眠り運転による事故が度々起こっていますが、
フランスでは、そのような事の無いようにちゃんと配慮されている、という事でしょうか。

ちなみに、このガイドさんは、大変にお話が面白く、フランスの歴史にまつわる話も絡めて実に沢山のエピソードを話してくれたりして、

私は、モンサン・ミッシェルへ向かうまで、
ちっとも飽きる事なく、過ごす事が出来ました。
次回はその時のお話をいくつか紹介しましょう。


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