パリ市内半日観光ー凱旋門(エトワールの凱旋門)
<凱旋門(エトワールの凱旋門)>
パリといえば凱旋門、とも言うべき、
パリを象徴する建造物、それが、凱旋門です。
正確に言うと、「エトワールの凱旋門」という名称だそうです。
シャンゼリゼ通りの、北西の端に位置し、
所在地は、パリ8区の、シャルル・ド・ゴール広場という場所に、位置しています。
ちなみに、凱旋門とは、
主に、戦勝を記念して建てられるモニュメントで、
パリ市内だけでも、エトワールの凱旋門の他に、
カルーゼル、サン・ドニ、サン・マルタンなどの凱旋門が存在しますが、
単に「凱旋門」といえば、
この、エトワールの凱旋門を指すのが、一般的です。
それだけ、有名であり、広く人口に膾炙した建造物である、
という事が言えます。
この凱旋門は、
元々、ナポレオン・ボナパルトの命により、建造されましたが、
彼が生きている間には間に合わず、
ナポレオンが、この凱旋門を通ったのは、
1840年、彼の遺体を納めた棺が、
彼が島流しをされていた、セント・ヘレナ島からパリに帰って来て、
ここを通った時だったそうです。
もう一つ、余談ですが、
この凱旋門からは、シャンゼリゼ通りなど、
12本の通りが、放射線状に延びており、
上空から見ると、それが、まるで星の形のように見える事から、
フランス語で、星を意味する、エトワールという名前が付いた、
との事です。
この凱旋門の周りは、車道が通っていて、横断歩道は無いのですが、
地下道を通って、凱旋門の下に出る事が出来ます。
凱旋門の上に上りたい時は、その地下道を通って、
凱旋門の下まで行って、そこから上に登る事が出来ます。
凱旋門の上に登るためには、9.5ユーロのチケットを買う必要が有ります。
私は、この時は、上には登りませんでした。
凱旋門を、間近で見る事が出来ただけで、満足していたからではありますが、
後年(2011年)、パリを訪れた際には、凱旋門の上に登りました。
登るのも登らないのも、自由ではありますが、もし、登る時間が有るのであれば、登ってみると、良いでしょう。
非常に、素晴らしいパリの景色を、見る事が出来ます。
≪ 前の記事| メインページ | 次の記事 ≫
最近のコメント