コロッセオとコンスタンティヌスの凱旋門

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ローマのコロッセオ初日に引き続き、トレヴィの泉を見た後に、
今度は、コロッセオを見に行きました。

コロッセオといえば、
まさに、古代ローマ帝国の栄華の象徴のような建造物であり、

「ローマを代表する建造物といえば?」

と聞かれたら、多くの人が、
コロッセオを思い浮かべるに、違いありません。

コロッセオは、ローマ帝国時代の、円形闘技場であり、

そこで、剣闘士同士による真剣勝負や、
剣闘士と猛獣の戦い、
或いは、模擬海戦といった、様々な催し物が行われ、
ローマ市民にとっての、大きな楽しみになっていたそうです。

トレヴィの泉から、コロッセオへ行くためには、
もし、地下鉄を使って行くなら、
トレヴィの泉から、徒歩10分ぐらいの所にある、地下鉄バルベリーニ駅という駅に行き、

そこで、地下鉄A線に乗って、テルミニ駅まで行って、
地下鉄B線に乗り換え、
そこかから、地下鉄B線の、コロッセオ駅で降りると、
コロッセオは、すぐ目の前、なのですが
(ローマの地下鉄の仕組みについては、後述致します)、

私は、この時は、
タクシーを拾って、コロッセオへと向かいました。

ローマのタクシーは、
初乗り料金が2.33ユーロで、
その後、141mごとに、0.11ユーロが、加算されて行く、
という仕組みになっています。

コロッセオが見えて来た時は、
やはり、とても感動しました。

ローマに着いてこの方、
散々、ローマ観光を楽しんではいたものの、
コロッセオを見ると、改めて、

「ああ、ローマに来たんだなあ」

という事を、改めて実感しました。

コロッセオの周辺には、
コンスタンティヌスの凱旋門や、フォロ・ローマーノなどの、
古代ローマ帝国時代の遺跡が、数多く有りますが、

私は、コロッセオに着くと、
まず、コンスタンティヌスの凱旋門を、見に行きました。
コンスタンティヌスの凱旋門
コンスタンティヌスの凱旋門は、
315年に、コンスタンティヌス帝が、
マクセンティウス帝に勝利した事を記念して、
315年に、建造されました。

この戦いにより、
コンスタンティヌス帝は、キリスト教を、
ローマ帝国の公認宗教にしたという、
歴史的に重要な出来事を象徴する建造物ですが、

コンスタンティヌスの凱旋門は、
とても保存状態が良く、
とても貴重な文化遺産となっているのです。
ちなみに、
1960年のローマ五輪で、

裸足で42.195kmを走り抜き、
見事に金メダルを獲った、
エチオピアのアベベ選手は、

「裸足のアベベ」

として、一躍、世界にその名を轟かせましたが、
その、ローマ五輪のマラソンのゴール地点となったのが、
コンスタンティヌスの凱旋門だったそうです。

アベベ選手は、
ローマ市街や、アッピア街道を走り、
コンスタンティヌスの凱旋門にゴールするという、
マラソンのコースを制しましたが、

エチオピアといえば、
かつてはイタリアの植民地だった時代もあったので、

アベベ選手の快挙に、
エチオピア国民は、大いに溜飲を下げた、との事です。

そんな、歴史ある建造物の、
コンスタンティヌスの凱旋門を見る事が出来て、
とても良かったなあと思いました。


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