海外旅行の長時間のフライトは危険?エコノミークラス症候群を予防しよう
エコノミークラス症候群、という言葉を聞いた事がある、という方は多いと思いますが、
それは何かと言うと、飛行機のエコノミークラスの、狭い座席に、フライトの間ずっと同じ姿勢で座っていると、下肢の血流が悪くなり酷い時には、鬱血して静脈に血栓が出来たりします。
この血栓が下肢から肺に流れて行って肺に詰まって「肺塞栓症」を起こすものをエコノミークラス症候群(旅行者血栓症)と言います。
もちろん海外旅行の長時間のフライトではエコノミークラスだけで注意が必要なわけではありません。
エコノミークラス症候群を起こさないにしても、同じ姿勢(しかも、窮屈な姿勢)でずっと座っていることは身体にもよくありません。
このエコノミークラス症候群を防止するための方法、というのも、勿論ありますので私が気をつけていることをご紹介しましょう。
エコノミークラス症候群の防ぎ方
まず第一に、ずっと座っていないで、時々席から立って軽く運動する(トイレに立って、往復したり、時々、ストレッチしたりする)と良いかと思います。
そうする事によって、適度に、身体がほぐされ、下肢の血流も良くなり鬱血するのを、防ぐ事になります。
細かい話ですが、そのためには、なるべく通路側の座席に座ると良いのではないでしょうか。
窓側の座席の方が、窓からの景色も見られるし良いようにも思われますが、
例えば、3人掛けの席で、通路側と真ん中の座席に座っている人が知らない人だった場合は、
座席から立って、トイレに行ったりする度に、
その人達にいちいち声をかけたりしなければならないので、あまり頻繁には立ち上がりにくいですし気を遣ったりもします。
その点、通路側ですと、いちいちそんな事も気にしたりせずに自由に立ったり座ったりしやすいですし、
気軽に飛行機の中を散歩したりもしやすいので、私の経験上(特に、長時間のフライトの場合は)、
通路側の席はとてもお勧めだと思います。
次に、注意しなければならないのは、
フライトの間はこまめに水分補給した方が良い、という事です。
エコノミークラス症候群を防止するためには、
水やジュースなどをこまめに摂取するのもとても大事になって来ます。
そうする事によって、身体が鬱血するのを防ぐわけですが、
適度な運動、適度な水分補給こそがエコノミークラス症候群にならないためのコツなのです。
これさえ知っていれば長時間のフライトでも、もう安心ですね。
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