ヴェルサイユ宮殿への半日観光ツアーへ
2011年8月18日、
パリ旅行の二日目、
この日は、午前中は、ヴェルサイユ宮殿への半日観光、
午後は、パリ市内を、自由行動で見物する、という予定を組みました。
ヴェルサイユ宮殿には、前回(2005年)にも、訪れていたのですが、
その時は、ヴェルサイユの一番の目玉とも言うべき、
<鏡の間>が、何と、改修工事の真っ最中、という状況でした。
そのため、ちょっと(かなり?)ガッカリしたのですが、
今回は、流石に改修工事も終わっているだろうと思い、
再度、ヴェルサイユを訪れてみる事にしました。
ヴェルサイユ宮殿は、パリ市内からは、ちょっと離れた場所にあり、車で30分ほどの距離です。
集合場所はヨーロッパ最大のデパートのギャラリー・ラファイエット前です。
ギャラリー・ラファイエットはオペラ座の裏側にある、オスマン通りを挟んだ、反対側に位置しており、
ギャラリー・ラファイエットの本館の玄関前は、日本人観光客向けの、様々なバスツアーの集合場所としても、利用されています。
今回の、ヴェルサイユ宮殿の半日観光では、前日の、モンサン・ミッシェルの一日観光とは、また違う、別の女性の方が、ガイドを担当していました。
この方も、パリに住んでいるそうですが、とても上品な印象方です。
それはともかく、ヴェルサイユといえば、パリを訪れた際には、是非とも、行っておくべき、超有名な場所の一つです。
17世紀に、フランスの「絶対王政」を実現させ、絶対的な権力者として君臨した、「太陽王」ルイ14世の、その富と権力を象徴するような、まさに豪華絢爛な宮殿、それが、ヴェルサイユ宮殿ですが、驚くべき事に、このヴェルサイユ宮殿は、未だに完成していない、というのです。
完成していない、というよりも、あまりに建物が広すぎるのと、敷地が広大すぎるので、それを維持・管理するだけでも大変なので、気が付くと、あちらこちらにガタが来てしまうので、年がら年中、補修をしたりする必要が有るのだとか。
そのため、完全に補修をしないで済んだ期間というのは、存外、短いというか、いつも、どこかを補修していると思った方が良いと、ガイドさんは言っていました。
なるほど、それで、6年前に来た時は、<鏡の間>が補修されていたのかと、私は納得しました。
私は、そのガイドさんに、「<鏡の間>は、補修はされてませんか?」と聞いたところ、「いや、されてないですよ」という答えが、返って来ました。
実は、6年前に来た時は、<鏡の間>が補修工事の真っ最中だった、という話をしたところ、
「今回は、そういう事はないので、安心して下さい」
との事でしたので、安心して(?)ヴェルサイユへと向かいました。
ヴェルサイユ宮殿に着くと、
今でも、映画の撮影などに使われる、あの正門が、
まずは目に付きます。
正門をくぐると、ほぼ左右対称(シンメトリー)の、
ヴェルサイユ宮殿の正面の建物が、見えて来ますが、
観光客は、この建物の、向かって左側にある入り口から、
中へと入って行きます。
この入り口で、まずは厳重に、手荷物検査を受けますが、
金属探知機も有り、なかなか物々しい雰囲気でした。
手荷物検査をパスすると、
いよいよ、ヴェルサイユ宮殿の中へと、入って行く事が出来ます。
≪ 前の記事| メインページ | 次の記事 ≫
最近のコメント