パリ市内半日観光ツアーは、観光名所に囲まれているコンコルド広場からスタート

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コンコルド広場<コンコルド広場>
半日市内観光は、まずはコンコルド広場を通りました。
コンコルド広場は、パリの中心部にある広場で、

印象的なデザインの噴水の側には、
エジプトから贈られた、オベリスクが建っております。

かつて、フランス革命の時代には、
ギロチンが置かれ、沢山の人達が処刑されたという、
血なまぐさい出来事が有った場所でもあります。
コンコルド広場①
これは車窓からの写真ですがコンコルド広場に立つと、
西に「エトワールの凱旋門」(あの、有名な凱旋門です)、
東に、「カルーゼルの凱旋門」、南にはフランス国民議会議事堂として使われている「ブルボン宮」、北には「マドレーヌ教会」を見る事が出来ます。

つまり、四方をパリの観光名所に囲まれている、
というのが、コンコルド広場です。
チュイルリー公園と、シャンゼリゼ通りに挟まれている場所でもあります。
paris-コンコルド広場
こちらは夕方の写真ですが、遠くには、パリの象徴・エッフェル塔も、見る事が出来ますね。
コンコルド広場のオベリスク
<オベリスク>
コンコルド広場に建っている、オベリスクは、
エジプトから運ばれた物ですが、

かつては、エジプトのルクソール神殿で、2体で一対になっていた物ですが、
ナポレオンの、エジプト遠征の際に、
ナポレオンが、そのオベリスクの内の一つを所望した、と伝えられています。

その後、1830年、フランス王・シャルル10世の時代に、
エジプトからフランスに運ばれ、
今では、コンコルド広場で、その威容を誇っています。

かつて、欧米列強が、
エジプトの文化遺産を、自国に持ち帰る事が流行りましたが、
コンコルド広場のオベリスクも、その一つという事が言えます。

「何故、パリのど真ん中に、エジプトのオベリスクが有るのか?」

と、ちょっとでも気になった方は、
そのような歴史的な背景を知っておくと、面白いんじゃないかなと、
私は思います。

<ホテル・リッツ>
バスは、パリで一番の高級ホテルである、
ホテル・リッツにも行きました。
ホテル・リッツは、パリ1区、
ヴァンドーム広場の15番地、という場所に位置しております。

ホテル・リッツは、
1898年に、セザール・リッツと、
料理人のオーギュスト・エスコフィエの協力の下、
設立されました。

ココ・シャネルが晩年を過ごし生涯を終えたホテルとしても有名で、

伝統と格式のある、パリきっての最高級ホテルとして、
世界一のホテルといわれるほど、
有名なホテルですが、

かつては、創立者のリッツ一族が所有していたものの、

1997年に、ダイアナ妃の恋人として、有名になった、
ドディ・アルファイド氏の父、モハメド・アルファイド氏に、売却されました。

リッツに泊まる事は、世界中のセレブの、一つのステータスになっていますが、
今回のツアーでは、勿論、ホテルの外観を見るに留まりました。

それでも、かつて、オードリー・ヘップバーンの主演映画、
『昼下りの情事』や、『おしゃれ泥棒』のロケでも使われた、
本物のホテル・リッツを見る事が出来て、私は大感激でした。

2012年から2015年の夏まで大規模な工事のため閉店していますが、
工事中でもほぼそのままの外観を見ることができます。
2014年までの予定が延長になったようです。


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