プティ・パレとグラン・パレの間を通ってアレクサンダー3世橋へ
パリ市立美術館の事で、
グラン・パレと同様に、1900年の、パリ万国博覧会の際に、建てられました。
位置としては、コンコルド広場に近く、
コンコルド広場からシャンゼリゼ通りを歩くと左側にある
メトロの「シャンゼリゼ=クレマンソー駅」が最寄駅となっています。
シャンゼリゼ通りを「シャンゼリゼ=クレマンソー駅」の手前で左折してセーヌ川に向かうと
その道を挟んで、先ほど見たグラン・パレとプティ・パレが向かい合う形で、建っています。
ちなみに、グラン・パレとプティ・パレを見ながら、セーヌ川まで真っ直ぐに進むと、
セーヌ川に架かる、アレクサンドル三世橋があります。
プティ・パレは、
「小さい」という意味の、「プティ」という名前が冠せられていますが、
名前に反して、実際は、広々としていて、とても立派な建物です。
展示物は、
モネの『ラヴァクールの日没』や、
セザンヌの『水浴びする3人の女たち』など、
印象派の絵画の傑作も、収められている他、
彫刻や、七宝、タピストリーなど、
多岐にわたっています。
19世紀末のパリのガラス工芸品や、家具・調度品なども、
多数、収められていて、まるで、19世紀末のパリにタイムスリップしたかのような、趣が有ります。
ちなみに、
プティ・パレは、入場料は無料となっております。
セーヌ河に架かる橋の一つで、
1900年の、パリ万国博覧会の際に、造られました。
19世紀末、
時のフランス大統領サディ・カルノーと、
ロシア皇帝アレクサンドル三世との間で結ばれた、友好の証として、
1900年のパリ万博に向けて、建造が開始された、との事ですが、
セーヌ河に架かる、様々な橋の中でも、
一際、壮麗で、目を引く存在となっています。
アレクサンドル三世橋は、
アールヌーヴォー様式の街灯や、天使やニンフの像など、
単なる橋というよりは、
パリを代表する建造物の一つとして、とても有名な存在です。
位置としては、
セーヌ河の、ノートルダム寺院から、エッフェル塔の、
ちょうど中間ぐらいの場所にあり、
グラン・パレとプティ・パレのすぐ近くです。
セーヌ川の、バトー・ビュス(水上バス)の船上から見ても、
地上から見ても、とても壮麗で、素晴らしい橋ですので、
一見の価値有りです。
ちなみに、セーヌ川には、
アレクサンドル三世橋の他にも、
ポン・デザール(芸術橋)や、ポンヌフ橋など、
個性溢れる、沢山の橋が架かっていますので、
そちらも、パリ観光の見所の一つになっています。
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