オペラ座といえばガルニエ、パリで迷ったときはオペラ座に戻ると便利!
<オペラ座>
半日観光ツアーのコースには、その後何度も訪れることになったオペラ座も入っています。
オペラ座は、芸術の都・パリを、象徴する建物、と言っても良いでしょう。
パリには、国立オペラ劇場が2つ有りますが、
一つは、1875年に完成した、「パレ・ガルニエ」で、
もう一つが、1989年に建てられた、「オペラ・バスティーユ」です。
パリで、「オペラ座」といえば、
前者(パレ・ガルニエ)を指す事が普通ですが、
「オペラ・バスティーユ」の完成により、
「パレ・ガルニエ」は、バレエを中心に上演される劇場となりました。
(今でも、「オペラは、パレ・ガルニエで見たい」という、根強いファンの声に応えて、パレ・ガルニエでも、一部オペラが上演されています)
「パレ・ガルニエ」は、1861年に、当時の設計コンクールで優勝し、
この建物を設計・建築するという、栄誉に浴した、
シャルル・ガルニエの名を冠しており、
19世紀後半の、「ナポレオン三世スタイル」の建築様式が、
一際、目を引く、石造りの建造物です。
オペラ座(ここでは、パレ・ガルニエを「オペラ座」として表記します)は、
オペラ大通りの突き当たりに位置し、
多くの観光客で、常に賑わっていますが、
半日市内観光で立ち寄っただけでなく、
その後、パリに滞在した時に、
このオペラ座を、私は、パリ観光の拠点としました。
何故かといえば、オペラ座の周りには、
飲食店も非常に多いですし、
私が、2005年に訪れた際には、
日本人向けの、「みゅうデスク」が、オペラ座のすぐ近くに有ったからです。
(今は、無いようですが)
それに、オペラ座は、パリの中心とも言うべき場所に位置しているので、
迷ってしまった際には、オペラ座に戻る、と決めておくと、
非常に便利だったのを、覚えています。
ちなみに、オペラ座の最寄駅は、
オペラ座のすぐ横にあるメトロの「オペラ駅」です。
オペラ駅から南の方にまっすぐ続くオペラ通りを行けば
パレ・ロワイヤル、ルーブル美術館に向かいますし、
西に向かうとマドレーヌ寺院、コンコルド広場、シャンゼリゼ通りの方へむえます。
また、オペラ座の北側にはヨーロッパ最大のデパートのギャラリー・ラファイエットがあります。
タクシーを拾って、オペラ座に行きたい時は、
一言、「オペラ」と言うと、このオペラ座に連れて行ってくれます。
(私の場合は、そうでした)
この、オペラ座のすぐ近くに、
ラーメン屋(中華料理屋)が有りましたが、
その場所も、パリ観光の、一つの拠点として、
大いに活用させて頂きました。
このように、私はオペラ座を、
パリ観光の拠点として利用し、
専ら、外観を見るだけだったのですが、
勿論、中に入る事も出来ますので、
オペラ座見学ツアーや、何か、見たい演目が有る時は、
事前に、ウエブサイト等で、チケットを申し込んでみて下さい。
ちなみに、オペラ座内部の、複雑な造りは、
後に、『オペラ座の怪人』という物語を生み出した、
という事でも、あまりにも有名ですね。
オペラ座は、色々な意味で、
パリ観光の際には、外せない場所であると、言えるでしょう。
≪ 前の記事| メインページ | 次の記事 ≫
最近のコメント