カフェでもスーパーでも海外の店員さんは、なぜ凄く無愛想なのか。
海外に行くと、ビックリする事が、色々と有りますが、
お店の店員さんの態度が、物凄く無愛想な事にも、
ビックリさせられます。
レジの店員さんも、レジを打つだけで、
何も言わずに、ブスッとしている、などという事も、
当たり前になっています。
スーパーマーケットの店員さんの接客の態度は、
大体そんな感じですが、
ファーストフードの店員さんの態度も、基本的には、
無愛想な事が多いのです。
マクドナルドの店員さんなども、
余計な事は、一切言いません。
お金を受け取って、お釣りを渡して、
商品が出てきたら、お客さんに渡す、ただそれだけ。
その間、店員さんは、一言も喋らなかったりします。
日本のおもてなしは本当に違うと感じます
そのような、店員さんの接客態度には、
我々日本人は、最初はビックリしてしまいますが、
慣れてくると、段々とそれが普通になって来てしまうのですから、
面白いものです。
それに引き換え、日本のお店の店員さんは、
ファーストフードでも、コンビニでも、ファミリーレストランでも、
皆、とても丁寧ですね。
海外に行くと、日本のお店の店員さんの接客態度が、
いかに丁寧で、教育が徹底されているかが、
よくわかりますが、
逆に言えば、日本のお店の店員さんは、
ややサービス過剰なのではないかと、言えなくもありません。
それだけ、日本の「おもてなし」の精神は、
素晴らしいとも言えるのですが、それは、果たして、
日本と海外の精神性の違い、という一言で、済ませられるような問題なのでしょうか?
海外では、合理主義が徹底していて、
店員さんも、与えられる給料の分だけ働く、
という考え方が、しっかりと植え付けられているようなのです。
そのため、お客さんに対して、余計なお愛想なども言わないし、
やるべき事を、キッチリとやっていれば良い、という考え方が、
根底に有り、その事が、接客態度にも表れているのではないか、
と思われます。
これは、日本と海外、どちらが良いのか、
とは一概には言えないなあと、私は思っています。
そんな事を考えさせられるのも、
海外旅行の面白さの一つ、という事でしょうか。
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